専門看護師・認定看護師の紹介

院内認定看護師 誤嚥性肺炎予防コース開設

近年の超高齢化に伴い誤嚥性肺炎は高齢者の入院期間や寝たきり状態を長期化させる要因となり取り組むべき課題であります。誤嚥性肺炎に関する知識の習得やケアの向上を目的として、当該課題に貢献する看護師の育成を目的としています。
医師・放射線科医・歯科医師・薬剤師・理学療法士・言語療法士・栄養士・歯科衛生士認定看護師など多職種が講義を担当し教育支援行います。
本年度は10名の看護師が、取得に向けて頑張っています。

専門看護師・認定看護師会主催の研修コース

専門看護師および認定看護師が所属する「専門看護師認定看護師会」では、看護の質の向上を目指して院内看護師を対象とした研修を企画しています。2023年度は、看護部の目標である『看護のシンカ』から、看護を深めるコースとして【Deepen Course(ディープン・コース)】と名付けた4つの研修コースを開催予定です。

専門看護師・認定看護師の紹介

当院では、スペシャリストを目指す方を支援しています!
〜臨床の第一線で活躍しながらステップアップが期待される時代です〜
看護部では看護の質向上のため、認定看護師の資格取得を推奨しています。

老人看護専門看護師

【閨利志子】
高齢者の『生きてきた歩み』を大切にしながら、人生の最後までその人らしく生きることを支えていく看護を大切にしています。高齢者を取り巻く課題には、認知症やせん妄へのケア、高齢者や家族の意思決定への支援、看取りのあり方など多様化しています。こうした課題と向き合いながら、多職種と連携し、地域や行政にケアをつないでいくことが老人専門看護師の役割だと考えています。「CNSに相談してみよ・・・」とスタッフから意図的にCNSが活用され、ケアの中に組み込まれていけるよう働きかけていきたいと思います。

緩和ケア認定看護師

【若木千恵】
疾患(主にがん)をもつ患者さんやそのご家族の中には、診断された時から病状や治療に関することや、治療の副作用、疾患そのものの症状等に不安を抱きながら、療養生活を送っている方もいるのではないでしょうか。また大切な方とのお別れの後も心が落ちつかず日々過ごしている方もいるのではないでしょうか。
そのような方々に対して、トータルペインの視点でその人らしい療養生活やお別れ後の心の落ち着きを戻すことができるよう、その人に適したケアを多職種と共にお手伝いができたらと思います。

救急看護認定看護師

【大河和美】
救急看護分野は、多種多様な疾病・外傷を有するあらゆるライフステージの患者さんとそのご家族を対象としています。活動の場は、病院の中だけではなく、救急医療現場や災害現場など、急性期の医療ニーズが必要となる様々な場面にわたります。
救急場面は、いつどこで誰もが遭遇する可能性があります。だからこそ、突然の出来事に不安や心配を感じている患者さんやそのご家族の気持ちに寄り添い、少しでも気持ちが落ち着けるように、また最良の治療結果につながるように看護を提供していきたいと思っています。

小児救急看護認定看護師

【稲田早苗】
外来を受診した子どもたちや、緊急入院された子どもたちの心身の状況判断や子どもに関わる専門的な知識と技術を用いて看護ケアの提供を行っています。小児救急看護認定看護師には育児支援、子ども虐待の早期発見と対応、子どもの事故防止指導、病気の子どもの家庭での初期対応指導、救命救急技術の普及などに努めていきたいと思っています。「子どもの最善の利益」を尊重した看護を提供し、子どもの健やかな成長発達のために子どもと家族を支援していくことを目指します。

感染管理認定看護師

【櫻井美幸】【澤田明美】【大井希美佳】【矢田真紀】【内山広志】
患者さんやご家族、病院で働く職員など、病院内すべての人々を医療関連感染(病院感染)から守る活動を行っています。例えば、手術部位の感染状況や医療器具による血流感染、尿路感染などの発生状況を定期的に調査し、分析するサーベイランス活動です。これらは、感染リスクの評価や改善策の立案に役立ちます。また、患者さんやご家族、医療スタッフには、感染予防の基本である手指衛生やマスク装着などの協力をお願いしています。
感染対策は日々の積み重ねです。様々な感染症に応じた現実的な感染対策をわかりやすく提供することを心掛け、安全で安心な医療環境づくりに努めてまいります。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

【稲田理佳】
慢性呼吸器疾患は、状態が悪くなったり良くなったりを繰り返しながら徐々に呼吸機能が低下します。患者さんは息切れや体力の低下などを感じることが多くなります。様々な問題を抱えながらも、その人らしい生活が送れるようにセルフマネジメント支援を行っています。また、酸素療法、人工呼吸器管理、呼吸リハビリテーションなど包括的な呼吸ケアの実践、指導に努め、質の高い看護の提供を目指します。

脳卒中看護認定看護師

【小島礼奈】
脳卒中は突然に発症し、患者さん、ご家族の生活を一変させます。当院では脳卒中疑いの患者さんが来院された場合に、のと脳卒中スクランブルシステムを起動させ、院内の職員が力を合わせ、検査や治療までにかかる時間の短縮に努めています。また、発症直後から、患者さん、ご家族が住み慣れたこの地域で生活ができるよう全力で支援させていただきます。
病態から障害を予測し、重篤化回避のモニタリング、適切なリハビリテーション、生活再構築を中心とした援助、再発予防のための健康管理など多職種で連携し支援させていただきます。

手術看護認定看護師

【北原雅恵】
手術看護認定看護師の役割は、患者さまとご家族が安心して手術に臨み、安全に手術を受け、術後の回復過程の促進を支援すること、不安な気持ちを抱える患者さんのそばで寄り添うことです。手術を受けられる患者さんには、様々な合併症を抱える方がいます。患者さんを中心として、執刀医や麻酔科医、臨床工学技士、看護師らのチームをまとめる役割を持ち、侵襲を最小限にとどめ、二次的合併症を起こさないように努めています。患者さんが笑顔で退院できるように、看護の実践とともにスタッフとの連携を充実させていきたいと思います。

皮膚・排泄ケア認定看護師

【一瀬文江】【花出利恵】
褥瘡(床ずれ)予防や褥瘡のケア、ストーマに関するトラブルや悩み事、尿失禁や便失禁など排泄に関する悩みなどでお困りになっている方に専門的な知識と技術をもって対応いたします。日常生活を笑顔で安心して過ごせるように、少しでもお力になりたいと思っています。「出前保健室」や、訪問看護に同行する「同行訪問」を行っています。ご本人、ご家族、介護、看護に携わっておられる方々でお困りの方はぜひご連絡ください。

認知症看護認定看護師

【川上早富美】【堂ヶ平卓紀】【秦祐美】
人間誰しも老いていく中で、認知症になる可能性があります。認知症になったとしても一人の人として大切にされ、治療が必要になった際には安心して療養でき、地域の生活の場にすみやかに帰ることができるようなケアが必要とされます。病院という非日常の中で、院内デイケアでは少しでも日常を取り戻し笑顔になってもらえるような活動の時間を設けています。認知症をもつ方への理解を深め、一人の人と人とのあたたかな関係性を築けるようなケアの風土を病院の中につくっていきたいと考えます。

摂食嚥下障害看護認定看護師

【山森勝美】
「食事が食べられない」「食べやすい食事形態や介助方法がわからない」等でお困りのことはないでしょうか。人間にとって食べるということは、栄養補給の他に日々の喜びや楽しみにつながっています。しかし加齢や病気等で食べることが難しくなると、栄養状態が悪くなってしまいます。摂食嚥下障害認定看護師は多職種と連携してご本人に合った食事形態、食事介助方法、食事姿勢、口腔ケアを実践し、誤嚥、窒息、脱水、誤嚥性肺炎予防にも努めます。患者さんやご家族の方に寄り添い、共に考え、少しでもお力になれる支援ができればと考えています。



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