医療安全管理部

医療安全管理

患者様に安全で安心な医療を提供することを目的に、1999年より医療安全管理部を設置しています。医療安全管理のための指針に基づき患者様の安全を最優先に考え、全職員が安全な医療を提供できるように取り組んでいます。

医療安全管理のための指針

【医療安全管理の活動内容】

■インシデントレポート(ヒヤリハット報告)の調査・分析・改善の立案
院内で発生したインシデント報告を一括管理しています。事例の集計・分析によりインシデントの傾向や問題点を把握し、改善策を立案し再発防止に努めています。

■改善状況の調査
立案した改善策が行われているか現場に出向き検証しています。また、病院内を巡回し、安全な医療が行われているか確認しています。

■医療安全管理マニュアルの見直し
患者様が安心して安全な医療を受けることが出来るよう「医療安全管理マニュアル」の作成と、見直しを行っております。

■医療安全対策の推進
毎月インシデントレポートを集計・分析して、改善策を職員に周知します。また、外部からの医療安全情報を職員にメール等で周知します。

■医療安全のための職員研修の企画や開催
安全意識の向上や医療の質の向上を図るため、全職員対象の院内研修会を企画・開催しています。
職員の研修会参加率は、99.9~100%です。

■医療行為に関するご相談や苦情等の対応
患者様やご家族様からの医療行為等に関するご相談や苦情をお聞きし、状況確認の上対応します。信頼と満足が得られるように努めます。

担当者:医療安全管理者
場所:2階医療安全相談室
時間:平日8時30分~17時15分
※お近くの職員に申し出て下さい。

 

感染管理(感染対策室)

感染対策室は1997年に設置されました。患者様とその家族、また病院で働くあらゆる人々を感染から守ることが目的です。感染予防に配慮した安全で安心な療養環境を整えるため、感染症の治療や予防、耐性菌の対策などを行っています。また、地域の医療機関や保健所とも連携し、新興感染症や院内感染の発生時には迅速かつ適切な対応を行います。

【感染管理の活動内容】

■院内感染サーベイランス
定期的に院内で発生した感染症や耐性菌の検出状況を調査し、分析や評価を行います。また、必要に応じて院内感染発生原因の疫学的調査や分析を行います。

■感染予防教育
職員や患者様に対して、手指衛生や標準予防策などの基本的な感染予防方法を教育します。また、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの季節性や流行性の感染症に関する最新情報や注意点を伝えます。

■感染対策マニュアル作成
院内で行われる各種処置や検査における感染予防策や感染制御策をまとめたマニュアルを作成し、定期的に見直しや改訂を行います。

■院内ラウンド
医師、看護師、薬剤師、検査技師から構成される感染対策チームが院内ラウンドを行い、現場での感染防止指導や教育を行います。また、感染リンクナースも院内をラウンドして感染状況をチェックしています。

■抗菌薬適正使用支援
抗菌薬は適切に使用しないと耐性菌が増える危険があります。そこで、抗菌薬の使用指針を作成し、各診療科や病棟に対して抗菌薬の使用状況を監視し、指導や助言を行います。

■感染対策コンサルテーション
各診療科や病棟から感染症に関する相談があった場合には、迅速に回答や助言を行います。また、必要に応じて現場へ出向いて指導や介入も行います。

■感染対策委員会参加
院内感染防止対策委員会や感染対策チームなどの委員会に参加し、感染対策の方針や計画の作成や決定に関与します。また、委員会で用いられる資料や議事録の作成や保存も行います。

■地域医療施設との連携
地域の医療機関や保健所とも情報共有や連携を行います。また、地域の医療機関と新興感染症等を想定した訓練(年1回)を行っています。



公立能登総合病院  〒926-0816 石川県七尾市藤橋町ア部6番地4  Tel: 0767-52-6611   Fax: 0767-52-9225
Copyrights © 2012 NOTO General Hospital All rights reserved.
リンク  |  サイトマップ