指導医からのメッセージ

 プログラム責任者

臨床研修センター長 外科部長 守友 仁志

臨床研修制度の必修化により、研修医はスーパーローテート方式でプライマリーケアの能力を身につけるための研修を行なっています。公立能登総合病院は病床数434床、医師数50名程度で、地方の中規模病院です。都市部の大病院とは違い、職員間のコミュニケーションが取りやすく、充実した研修となります。
しかし、充実した研修となるには、研修医の意欲が重要であり、これを私たちが支援することも重要です。その場として、研修医とプログラム担当者との間で定期的にミーティングを持ち、研修を進める上で生じる様々な問題点を共有し解決に努め、試行錯誤しながらより良い研修が行えるよう、私たちがしっかりサポートしていこうと思います。

 

臨床研修副センター長 小児科部長 和田 英男

研修医のみなさんは、初期臨床研修に何を求めていますか?
残念ながら当院では最先端の遺伝子診断や臓器移植などに関する研修はできません。しかし、一般臨床医として最も必要な基本的診察手技、医療技術、診察態度、思考過程、チームワークなどを2年間の初期臨床研修でしっかりと学んでいただきます。
初期臨床研修では、医療・医学のすべてを学べる訳ではありませんので、研修の「目的・目標」を明確にすることは重要なことです。また、臨床研修は研修医、指導医がお互い積極的に参加することが必要です。与えられるだけの研修ではなく、目的を持った自分のやりたい研修を我々指導医と一緒に創りあげていきませんか。
おいしい日本海の幸と、心地よい温泉と、やさしい能登病院のスタッフが心温まる能登の地でみなさんをお待ちしています。

臨床研修副センター長 内科部長 山端 潤也

当院は地域の中核病院として七尾市ばかりでなく、能登半島全域の住民の皆さんのため、救急医療(石川県で二つだけ、能登で唯一の救命救急センターを持ちます)、専門的医療から在宅医療、精神科デイケアなど幅広い医療を提供しています。
「2025年問題」に代表される高齢化社会ですが、能登地区は全国・都市部に比べ10-15年高齢化率が進んでいます。当院の研修を通じて、医療技術はもちろん、患者さん・ご家族との信頼関係を築ける人間性、多職種とのコミュニケーションなど、将来どこに行っても役立つスキルが身につけられると思います。
「能登はやさしや土までも」とよく言われます。地元出身の方はもちろん、他の地域の方も、この地に移り、働いた際、能登の地域、人々のおおらかさを感じると思います(私もそうでした)。豊かな環境のもと、社会人・専門職としての緊張感のある中にも、お互いに「笑顔で楽しく」学んでいきましょう!


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