震災後に見つけた”小さな”趣味”に祈りを込めて・・・☆

datetime 2024年12月3日

皆さん、こんにちは!病棟看護師のMです😊

今回は、今年の1月にあった『能登半島地震』被災後に見つけた

私の”小さな”趣味をご紹介します!

それがこちら⬇️

“小さな”折り鶴です!

 

 

 

 

 

 

市販されている5cm×5cmの折り紙をさらに4等分にして作っています。

洗濯ばさみと比較すると

こんな感じです⬇️

周りの方からは「よくこんな小さいの作れるね!?」と驚かれますが

私もこんなに小さな鶴を折るのは初めてです😂

 

 

 

 

 

 

 

 

作り始めようと思ったきっかけが、あの地震でした。

私の自宅も地震の影響で住めなくなり

見なし住宅へ引っ越しをしました。

慣れない環境で、今後にも不安がある日常の中

少しでも心を安らげさせるきっかけになればと思い

何気ない気持ちで折り紙を買いました。

不安になった時、良い事があった時、家族との思い出ができた時…。

日常の些細な出来事や、自分が住む地域で復興に向けて

1歩でも進めた時に折るようになりました。

気持ちを整理するきっかけになると共に

1羽完成する度に前向きな気持ちになって、『頑張ろう』と思えます。

いずれ千羽鶴になる頃、能登も、皆さんの日常も

私や家族の生活も心穏やかなものになれば良いな

と思っています。

地震からもうすぐ1年が経とうとしている能登。

1日でも早い復興、皆さんの安心できる日常が戻るよう祈りながら

今日もまた小さな折り鶴を作っています😌

by:M


新体制で奮闘中☆彡 ❃4階東病棟❃

datetime 2024年11月10日

4階東病棟で勤務しています看護師3年目のMです

今回は少し新しくなった病棟をご紹介します😊

 

4階東病棟は、外科・内科を中心に、耳鼻科・皮膚科といった様々な診療科を担当し

内視鏡治療、糖尿病療法、外科的手術、がん化学療法のなどの治療を受ける方々が

入院されています。

がん化学療法はもちろん、糖尿病療法やストマ指導など

専門的技術や特定行為の資格を持つ先輩看護師も多く勤務しています😃

覚える知識・技術も多いですが

療養される患者様の支えになれるよう頑張っています✨

 

そんな4階東病棟が、今年の6月からは

循環器科も担当することとなりました   🏽

心臓カテーテル検査・治療や心臓リハビリテーションなど、

必要となる知識と技術は増えましたが、

良い学びの機会と思い、

心電図モニターとにらめっこをしています😂

 

ところで皆様、こんな手帳はご存知ですか?

『石川県 心不全地域連携パス・手帳』

 です。

 

 

 

 

心不全などで入院された患者様・ご家族様向けに、

どのような症状が現れるのか、退院後の生活で気をつけること、

受診の目安や日々の血圧チェックなどが分かりやすく記載されています。

また、医師や看護師だけでなく、

心臓リハビリテーション担当者や薬剤師・栄養士から、

患者様それぞれに合わせた注意事項についても記載されます。

さらに、『地域連携』と書かれている通り、

当院のみならず、県内の医療機関受診時に持参していただくことで、

どのような疾患で治療や指導を受けているかを知ることができます

退院される患者様・ご家族様からは

「退院後の生活に心配があったけど、この手帳があれば心強い」

といった声も聞かれています✨

 

循環器科が加わってもうすぐ半年が経とうとしている4階東病棟。

入院される皆様が安心して療養できるよう

これからも病棟一丸となって、頑張っていきたいと思います

by:M


子宮がん検診について、知っていますか?

datetime 2024年10月3日

今回は子宮頸がん検診について🙆🙆🙆

女性特有の疾患のひとつである子宮がんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」がありますが

「子宮がん検診」で一般的に行われるのは子宮頸がんの検査です。

 

子宮頸がんが発生する原因は、

ヒトパピローマウイルス(HPV)に持続的に感染する事と考えられています。

HPVは性交渉により感染し、多くの女性が一生に一度は感染すると言われる、

ありふれたウイルスです。

通常はウイルスに感染しても、異物を排除する免疫機能により排除されますが、

ウイルスが排除されずに長期間感染が続く場合があり、

ごく一部の人の細胞ががん化する事があります。

 

子宮頸がん

子宮頸部の入り口である外子宮口のあたりに発生する事が最も多いがんです。

通常、子宮頸がんは一定の時間をかけてゆっくりと増殖します。

がんが発見される前の段階として、

子宮頸部の組織にがんに進行する可能性がある細胞が増えていきます。

これを異形成と呼びます。

定期的に検診を受ければ、がんになる前の異形成の段階で見つけることが可能です。

 

子宮体がん

子宮体がんは、その95%は子宮内膜から発生する事から、子宮内膜がんとも呼ばれます。

子宮体がんは40歳後半から増加し、50歳代から60歳代で最も患者数が多くなっています。

最近、日本の成人女性に増えてきているがんのひとつです。

子宮頸がん検診を受けましょう | 医療法人玲聖会

近年、子宮頸がんは20歳から30歳代に増えてきています。

20歳から定期検診することをおすすめします。

当院では健診センターにて子宮頸がん検診を受け付ています。

市町村によって値段も違うことがあるため、確認してから予約をとって受診してください。

 

BY  N


作業療法ってなんだろう・・・精神センターより

datetime 2024年7月15日

精神科での作業療法って、どのようなことをイメージをしますか?🤔

精神センターでは

精神的な病気により社会生活が困難になった方を対象とし、

様々な作業活動を通じて、患者さんが安らぎや自信を取り戻し、

自分らしい形で社会生活に参加できるよう作業療法を行っています☆彡

 

当院での作業療法をご紹介します

 

編み物やカレンダーなど一緒に制作をします。

作業療法士さんが、サポートしてくれます💛

 

実際の作っている様子です😊

 

 

 

 

 

 

 

分かりやすいように、手順を伝えてくれます😃✨

 

 

 

 

 

 

 

編み物がしたい方は、

自分の好きな色の毛糸で色々な物を作っています🧶

 

 

 

 

指先の運動のためカレンダーに折り紙を貼ったりもします。

 

 

 

 

 

 

 

 

作業療法士が個々に合わせた作業を丁寧にサポートしてくれるので

最後まで作り続けることができています😊😊

 

「からだ」に働きかけるリハビリテーションと違い

「こころ」のリハビリテーションは改善が目に見えやすいものではありません。

だからこそ、じっくり、ゆっくり、利用者さんと向きあうことを大切して

今日もみんなで、作業に取り組んでいます

 

by:H

 


院内にヘアーサロンが4/9にオープンしました !(^^)!

datetime 2024年4月20日

当院に「院内ヘアーサロンMOMOさんがオープンしました

以前理髪店があった1階フロア―で開店です。

キラキラと回転するサインポールが目印です。

 

営業日:毎週火曜日~土曜日

 

時間:8:30~17:30です。

 

 

 

 


入院患者様だけでなく、どなたでも利用できます。

メニューも豊富で

顔そりエステマッサージもありますよ~

(癒しだな~

リフレッシュを堪能したい方、夜勤後の癒し空間に立ち寄りませんか?

MOMOさんは、おひとりでされているので

予約📞をして頂けると嬉しいそうです。

予約のお問い合わせ番号は上記を参考にしてください。

 

 

「以前、当院にお世話になり、

この能登病院や地域の方々に何かできないか」

との思いで開店してくださった、MOMOさん♡

 

   今後とも、よろしくお願いいたします。

 

 

 

記載I.T


手術室より

datetime 2024年3月30日

令和6年1月1日の能登半島地震から3か月がたちました。

手術室もいろいろな被害を受けました。

自動ドアが開いたまま閉まらなくなったり、ガラスの棚が倒れて割れたり、

天井がはがれて落ちたり、壁に亀裂が入ったり・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

震当日に手術をしていなくてよかったと、手術室スタッフみんなが感じています。

 

手術室では毎年いろいろな災害を想定し訓練を行なっています。

東日本大震災の時の被災地病院の様子をスライドで振り返りを行ったり、

避難訓練をしたりしています。

昨年末は、手術支援ロボットダヴィンチの停電時訓練も行いました。

 

 

 

 

 

 

 

真っ暗でわかりにくい写真ですが

スタッフは真剣に訓練を行っています。

地震後は停電にはなりませんでしたが、断水で手が洗えず、

手術で使用する器械も洗浄ができないため、手術はできませんでした。

しかし、災害支援の皆さんのおかげで水が使えるようになり、

1月11日より緊急手術に対応できようになりました。

しばらく手術制限はありましたが、現在では通常通り手術が行えるようになっています。

今後も患者様が安心して手術を受けられるようにスタッフ一同、力を合わせて頑張ります‼


震災を振り返って  ~産婦人科・小児科病棟から~

datetime 2024年3月20日

今年は新年早々、能登半島地震により大惨事にみまわれ能登病院も多くの影響を受けました。

改めて震災により被害にあわれたみなさまへ、心よりお見舞い申し上げます。

 

地震から3カ月がたち、能登病院もようやく元の診療体制に戻りつつあります

今は普段通りに業務を行えていますが、

4階西病棟でも地震直後は赤ちゃんの沐浴を行う水を確保することすら

困難だったことを思い出します。

 

そこで、今回は震災当時にとても役立った医療機器や物品などを少しですが

このブログで

紹介したいと思います

 

地震の影響により断水が続いている中で一番困った事は手洗いでした。

コロナやインフルエンザが流行している中で、

いつも当たり前にしている手洗いができなくなり本当に困りました

その時に救世主となったのが水循環型手洗い器のWOSH(ウォッシュ)です

→業者さんからのご支援で設置して頂きました☆

水道も下水も、そして工事も不要です水を入れて電源につなげば設置は完了です。

使った水の98%を、その場で浄化し繰り返し利用できるポータブル手洗いスタンドです。

 

 

 

スタンドの横にはスマートフォン除菌機能もついてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WOSHのおかげで感染対策にも安心

そして何より、限られた水を患者さんに使うことができて

良かったです

 

断水の影響で不便を感じたのが入浴です。

私も自宅ではお風呂に入れなかったのでペットボトルにお湯を入れて頭を洗っていました。

数日に1回金沢の銭湯に行きリフレッシュしていたのを思い出します。

なんと・・水を浄化して繰り返し使える循環式シャワーのWOTABOX(ウォーターボックス)が

設置されました(これも支援して頂きました)

 

プライバシーの配慮もしっかりされており、

患者さんが安心安全にシャワーの使用できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緊急時の持ち運びや保管が簡単なテントになっています

みなさんも避難所をはじめとする災害現場でみたことがあるかもしれませんね。

断水中で入浴やシャワーができない入院患者さんからは

「入院中にシャワーはいれるなんて嬉しい。気持ちよかった!!」

と喜んでもらえました

 

そしてポータブルトイレに袋を被せ、用を足せる非常用トイレ袋も使用していました。

臭いのトラブルや水がない中での処理など、衛生的な問題に困っていたので、

入院中の患者さんへの配慮ができてよかったと感じました。

 

今回紹介した機器や物品は、

震災で初めて見たものや使用したものばかりでしたが

とても素晴らしいものばかりでした

改めて日頃の備えの大切さを実感できたので、

これからの災害対策に役立てていきたいと感じました。

 

最後に…震災をきっかけに、当たり前の日常が当たり前でなくなってしまいました。

しかし、震災で失ったものばかりではないと思っています

沢山の支援を私たちはいただきした。

みんなで助け合い協力する事、

人の温かさや絆の大切さにも改めて気づくことができました。

本当に感謝しかありません。

すべての当たり前に感謝して、これからも能登の復興に向けて頑張っていこうと思います。


地震で断水!こんなときこそ支え合い!~精神科病棟から~

datetime 2024年3月2日

この度、能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

1月1日に地震が発生し、病院も断水となりました。

今回の地震を経験し災害時の水の重要性と、それをどう備えるか、震災時を振り返りながら、

精神科病棟の様子お伝えさせていただきます。

地震で断水した際に精神科病棟にも水が支給されましたが、飲み水だけではなく、

医療機器や施設内を清潔に保つための水、トイレや入浴用の水など、

あらゆる用途で使われる水が支給された分だけでは足りませんでした。

病棟スタッフで、断水が解消した家庭もあり、『水募金』としてスタッフに募りました。

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断水が解消した家庭といっても、解消となった家庭の方が少なく、

皆さんの協力のお陰で沢山の水を確保することが出来ました。

精神科病棟では、入院している患者様に必要なのは勿論のこと、

外来に通院される患者様の手洗いにも水が必要となります。

節水を心がけながら使わせていただきました。

従来は、月、水、金と入浴を行っていましたが、現在は中止しております。

 

浴中は、患者様同士で談話したり

スタッフが汗をかきながらお風呂の介助をしたりと

賑やかな時間でしたが、今はその光景もなく寂しく感じます。

ですが、身体の清潔保持は大事であり温かいお湯を確保するためにも、

病棟にあるポットを集め、オムツ交換や頭を洗ったり身体を拭く際に使用しました。

 

 

 

今回の断水を機に、生活のあらゆる場面で水の大切さを再認識しました。

またまだ寒い日が続きますが、皆様、体調管理には十分にお気をつけてお過ごしください。


多くのご支援をありがとうございます☆

datetime 2024年3月1日

2024年1月1日 16時40分

能登半島地震が発生し、当院も震度6強の揺れに見舞われました。

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに

被災されて方々に心からお見舞い申し上げます。

 

震災により断水を始めとし、建物や道路など多くの被害を受けました。

発災直後には、被災者であるにもかかわらず、多くの職員が登院し、震災の対応にあたり、

今なお避難所から出勤している職員もいる現状です。

 

発災直後より、DMATや多くの病院関係者のご協力とご支援と

全国の多くの方々からの支援物資や人的支援をいただき、

本当にありがとうございました。

 

日を追うごとに、新しい課題に気づかれる毎日ですが

これから、能登半島復興に向け、

”自分たちがなすべきミッション”を常に意識し、

職員一同取り組んで参ります。


つつじ会!書道コンクール開催✨

datetime 2023年12月27日

12月に当院本館正面玄関付近で作品が展示されていた

書道コンクールについてご紹介します😊

看護師の親睦の会であるつつじ会。

昨年度の川柳に引き続き今年度は書道コンクールが開催されました!

(昨年度の川柳に興味がある方は2023年3月7日の投稿を是非ご覧ください)

今回の書道コンクールの目的は

各部署スタッフが協力して一つの作品を作り上げることで団結力を増し親睦にも繋がる。

また、作品を掲示し患者様に見てもらうことで各部署の紹介になると考え企画したそうです。

実際に展示された作品がこちらです↓

 

各部署に個性がでていますね。

迫力のある字です!

次はどのような作品が展示されるか楽しみですね!

 

 

 

 

by Y




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