研修医の声

令和元年度 1年次研修医 辻本 有瑳

 当院が位置する能登半島は、高齢化や人口減少が進む地域なので、初期臨床研修先として十分な症例を診られるのか?と不安に思う方もいらっしゃるかと思います。ですが、当院は病床数が434床あり、一般外来は1日に700人以上の方が受診されるなど、地域の方々が集まる中核病院だということがおわかりいただけるかと思います。救急でも三次救急に指定されており、救急車での搬送はもちろんのこと、能登へき地からの重症患者はドクターヘリで受け入れるなど、能登半島の救急医療を担っています。

 普段の研修生活に関してですが、指導医と共に病棟の患者さんを診させてもらっています。診療科の疾患を持った患者さんはもちろんですが、高齢化が進む地域のため、肺炎などのいわゆるcommon diseaseの患者さんや、いくつもの合併症を抱えた患者さんも多くいらっしゃいます。これからの日本の医療を考えたときに、今このような患者さんに出会い経験できることは将来の糧になるのではないかと思っています。

 また、外来診察も経験できます。風邪症状の方から緊急治療を要するような重症な方までいろいろな方がwalk inで受診される午後外来や当直帯は、研修医がファーストタッチを行っています。自信のない場面もありますが、指導医が必ずフォローしてくれるので、安心して行えますしとても勉強になります。

 現在、研修医はたすきがけを含め、1年次5名、2年次3名が在籍しています。多すぎず少なすぎない丁度よい人数で、研修医室も広すぎず狭すぎず程よい距離感なので、皆で和気あいあいとお話をしたり相談をしたりはもちろんのこと、一人で勉強に没頭することもできます。とても過ごしやすい環境が整っていると思います。

 先生方の人数もそれほど多くないため垣根が低く、変わった症例があった場合には、先生が研修医室にひょっこり現れて紹介してくれるのも、当院の特徴を表すような風景かと思います。当院での研修に少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度見学にいらしてください。

 

令和元年度 1年次研修医 湊 梨穂

 こんにちは。この場をお借りして皆さんに当院の魅力と研修医生活についてお伝えできたらと思います。私が当院を初期研修の場として選んだ理由の1つは、当院が能登で唯一の救命救急センターを持っているところです。学生の頃の実習で、あらゆる症例に対して機敏に動く研修医と熱心に指導している上級医の姿を見て、ここで救急医療を学びたいと思いました。研修医になった今、ファーストタッチから検査・治療まで、救急患者への対応を通し、日々多くのことを学んでいます。また、定期的にカンファレンスで、先輩医師からのフィードバックもあり、大変勉強になっています。研修医の数も程よく、科の垣根も低いので、一人一人がじっくりと症例に向き合い、手技や知識を身に付けていくことができます。

 毎日の研修医室は、大変和やかで、勉強した事や経験した事などお互いに話しては過ごしています。上級医との距離も近いのが当院の魅力です。廊下や医局ですれ違う時に気軽に声をかけてくださり、こちらも何かあった時には相談しやすい雰囲気です。医師だけでなく、看護師さんや技師さんも研修医が困っているときには積極的に声をかけてくださります。

 話は変わりますが、研修前に想像していた事と違ったところは、ドクターヘリの件数が多いことです。能登と一言で言っても範囲が広いため、ドクターヘリが活用されています。脳外科では能登地区全般の脳卒中症例が搬送されてきますし、他にも心不全や交通外傷など搬送症例は多岐に渡ります。

 当院について全てはお話できていませんが、気になった方は、病院見学にぜひいらしてください。おいしいご飯や温泉も楽しみましょう。



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