専門看護師・認定看護師の紹介

当院では、スペシャリストを目指す方を支援しています!
~臨床の第一線で活躍しながらステップアップが期待される時代です~

当院では平成30年4月現在で認定看護管理者が3名、専門看護師が1名(老人専門看護師)、認定看護師が12名(緩和ケア、救急看護、小児救急看護、感染管理、精神科認定看護師、慢性呼吸器疾患看護、脳卒中リハビリテーション看護、手術看護、訪問看護、皮膚・排泄ケア)在籍しています。
認定看護師はそれぞれの分野において熟練した水準の高い看護を提供するとともに、指導・教育によって次世代の看護師の育成を行います。
看護部では看護の質向上のため、認定看護師の資格取得を推奨しています。資格取得のための研修は出張扱いとなるため、研修期間中は給与が支給され、諸経費の補助もあります。

 

認定看護管理者

坂本 医療をとりまく社会環境は大きく変化し、医療経営環境も厳しくなってきています。急速な少子高齢化が進む中、次世代育成支援が課題のひとつになっています。地域で生活する方々に寄り添い、安心して医療・看護・介護を受けながら地域で生活していけるよう、また、職員がやりがいを持って働き続けられる魅力ある病院を目指します。組織全体を考えたチーム力の強化、看護職の役割拡大を考え、次世代のスタッフと共に学んでいきたいと思います。

 

 

老人専門看護師

閨 高齢者の『生きてきた歩み』を大切にしながら、人生の最後までその人らしく生きることを支えていく看護を大切にしています。高齢者を取り巻く課題には、認知症やせん妄へのケア、高齢者や家族の意思決定への支援、看取りのあり方など多様化しています。こうした課題と向き合いながら、多職種と連携し、地域や行政にケアをつないでいくことが老人専門看護師の役割だと考えています。「CNSに相談してみよう…」とスタッフから意図的にCNSが活用され、ケアの中に組み込まれていけるよう働きかけていきたいと思います。

 

 

緩和ケア認定看護師

緩和ケア 患者さんやその家族の方は「がん」と診断されたときから共に不安を抱いたり、いろんな症状に悩まされたりしています。
そんな中で、その人らしい療養生活ができるようにスタッフの力を借りながら、共に考えたり悩んだりしながら、少しでも患者さんやご家族の不安や症状が改善されるお手伝いができたらと思います。

 

 

救急看護認定看護師

救急 救急処置が必要な場面は、突然やってきます。そして、誰もが遭遇する可能性のある場面ともいえます。そんな救急場面においても、患者家族に寄り添う気持ちを大切にし、患者家族が最良の結果が得られるような看護を提供していきたいと思っています。
院内活動として、看護師臨床研修生対象の「一次救命処置」「救急看護」「人工呼吸器」などやクリニカルラダーレベル別に「救急蘇生」「急変対応」などの研修を他の認定看護師と協働しながら行っています。

 

 

小児救急看護認定看護師

小児救急 外来を受診した子どもや、緊急入院された子どもの身体的状況の判断や専門的な知識と技術を用いて看護ケアを行っています。小児救急看護認定看護師には育児支援、虐待の早期発見と対応、事故防止指導、家庭での初期対応指導、救命救急技術の普及など様々な役割が求められています。子どもとその家族が置かれている環境が改善されるように貢献したいと思っています。
「子どもの最善の利益」を尊重した看護を提供し、子どもの健やかな成長発達のために子どもと家族を含めた支援していくことを目指しています。

 

 

感染管理認定看護師

感染1 「感染管理」は「管理」という言葉がつく通り、組織横断的な関わり、システムの構築など色々な「感染管理」を考える必要があります。
病院内のすべての職員や患者さまを「感染症」から守るため、「感染防止技術」「職業感染防止技術」から「病院内環境管理」まで総合的に考え活動し、各部門における感染対策活動の把握や指導を行っています。

 

感染2 私が勤務する救命救急センター病棟は、手術後や人工呼吸器装着などの重篤な患者さまが入室し、濃厚な治療処置が実施されます。治療のためのドレーンやカテーテル留置が、患者さまの感染リスクや医療従事者への血液・体液曝露のリスクともなります。また、防御機能の低下した易感染状態である高齢者の入室も少なくありません。緊急入室時は、感染の事前情報が不十分でありオープンフロアでは更に感染リスクが高まります。感染管理認定看護師として、手指衛生や個人防護具の着用など標準予防策の徹底、人工呼吸器関連肺炎、サーベイランスの実施、感染防止対策マニュアル作成などを通し、患者さまやご家族に安全な療養環境を提供すると共に、病棟へ入室する全ての人々の感染防止に努めていきたいと思います。

 

 

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

呼吸器 慢性呼吸器疾患は、長期間にわたる経過の中で徐々に呼吸機能が低下します。患者さまは息切れや体力の低下などを感じることが多くなり、様々な問題を抱えながら生活を送らなければなりません。そうした患者さまや家族に寄り添い、その人らしく生きることができるように共に考え支援していきたいです。また、酸素療法、人工呼吸器管理、呼吸リハビリテーションなど包括的な呼吸ケアの実践、指導に努め、質の高い看護の提供を目指します。

 

 

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

リハ 脳卒中は突然に発症し、患者さま、ご家族さまの生活を一変させます。一命をとりとめても、機能障害を残すことがしばしばあります。身体の麻痺や、言語障害などの「見える障害」、または高次脳機能障害などの「見えない障害」等、障害の種類もさまざまです。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師は、発症直後から、患者さま及びご家族に寄り添い、病態に関する知識から障害を予測し、重篤化回避のモニタリング、適切なリハビリテーション、脳血管障害の評価や生活再構築を中心とした援助、再発予防のための健康管理を行わせていただきます。住み慣れたこの地域で、これまでの生活ができます全力で支援させていただきます。

 

 

手術看護認定看護師

手術 手術を受けられる患者さまには、様々な合併症を抱える方がいます。手術看護認定看護師の役割は、患者さまとご家族が安心して手術に臨み、安全に手術を受け、術後の回復過程の促進を支援すること、不安な気持ちを抱える患者さまのそばで寄り添うことです。患者さまを中心として、執刀医や麻酔科医、臨床工学技士、看護師らのチームをまとめる役割を持ち、侵襲を最小限にとどめ、また二次的合併症を起こさないように努めています。
手術看護認定看護師として、患者さまが安全に手術を終え、笑顔で退院できるように、看護を実践するとともに、他のスタッフに対しての指導や他部署スタッフとの連携を充実させていきたいと思います。

 

 

訪問看護認定看護師

訪問 「病気や障がいがあっても、住み慣れた家で暮らしたい」「家族に見守られながら人生の最期を自宅で迎えたい」と望まれる方が増えています。そして、地域では、地域包括ケアシステムを構築し、地域でその人を支えています。訪問看護は、地域で暮らすあらゆる年代の方に、どのような状態であっても、ご本人・ご家族が望む生活に少しでも近づけるように、専門的な知識と経験を持ってお手伝いしています。療養者さんに関わる、多職種の方々と連携し、いつでも訪問看護師がそばにいて、安全・安心を提供していきたいと思います。

 

 

皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア 褥瘡(床ずれ)予防や褥瘡のケアや、ストーマに関するトラブルや悩み事、排泄に関する悩みなどでお困りになっている方に最新の技術と知識を持って対応いたします。ご自分自身、ご家族様のことなど、どなたのことでも大丈夫です。少しでも皆様のお役に立てるように一緒に考えていきたいと思います。

 

皮膚・排泄ケア 褥瘡(床ずれ)など皮膚のトラブル、治りの遅い傷や繰り返しできる傷、ストーマの管理や尿漏れ・便漏れなど排泄の問題で困っている方がおられます。そういった方々の悩みや困りごとの相談に応じ、安心して過ごしていけるよう活動しています。皮膚のトラブルや排泄の問題は入院中だけではありません。退院後も適切なケアが継続されるよう地域の結びつきを深めていきたいと思っております。

 

 

当院のスペシャリスト

臨床の第一線で活躍しながらステップアップが期待される時代です。
認定看護師等の在籍数が県内トップレベルの当院では、スペシャリストを目指す方を応援しています。

【専門看護師】
・老人専門看護師 1名
【認定看護師】
・認定看護管理者 1名
・緩和ケア認定看護師 1名
・救急看護認定看護師 1名
・小児救急看護認定看護師 1名
・感染管理認定看護師 2名
・精神科認定看護師 1名
・慢性期呼吸器疾患看護認定看護師 1名
・脳卒中リハビリテーション認定看護師 1名
・手術看護認定看護師 1名
・訪問看護認定看護師 1名
【その他資格取得状況】
・排尿機能検査士 3名
・呼吸療法認定士 6名
・救急救命士 7名
・日本糖尿病療養指導士 18名
・ケアマネージャー 21名
・ICLS受講者 120名
・JPTECプロバイダー 10名
・診療情報管理士 10名
・口腔ケア認定士 2名
・特定保健指導従事者 12名
・NST専門療法士 3名
・認知症ケア専門士 3名
・その他
消化器内視鏡技師
透析技術認定士
診療録管理士 他

※ 資格取得にあたり、諸経費の助成制度があります。



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