今回は子宮頸がん検診について🙆🙆🙆
女性特有の疾患のひとつである子宮がんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」がありますが
「子宮がん検診」で一般的に行われるのは子宮頸がんの検査です。
子宮頸がんが発生する原因は、
ヒトパピローマウイルス(HPV)に持続的に感染する事と考えられています。
HPVは性交渉により感染し、多くの女性が一生に一度は感染すると言われる、
ありふれたウイルスです。
通常はウイルスに感染しても、異物を排除する免疫機能により排除されますが、
ウイルスが排除されずに長期間感染が続く場合があり、
ごく一部の人の細胞ががん化する事があります。
子宮頸がん
子宮頸部の入り口である外子宮口のあたりに発生する事が最も多いがんです。
通常、子宮頸がんは一定の時間をかけてゆっくりと増殖します。
がんが発見される前の段階として、
子宮頸部の組織にがんに進行する可能性がある細胞が増えていきます。
これを異形成と呼びます。
定期的に検診を受ければ、がんになる前の異形成の段階で見つけることが可能です。
子宮体がん
子宮体がんは、その95%は子宮内膜から発生する事から、子宮内膜がんとも呼ばれます。
子宮体がんは40歳後半から増加し、50歳代から60歳代で最も患者数が多くなっています。
最近、日本の成人女性に増えてきているがんのひとつです。
近年、子宮頸がんは20歳から30歳代に増えてきています。
20歳から定期検診することをおすすめします。
当院では健診センターにて子宮頸がん検診を受け付ています。
市町村によって値段も違うことがあるため、確認してから予約をとって受診してください。
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